我が家では先日、島産業の家庭用生ごみ処理機、パリパリキューブライトを購入しました。
- 生ごみ処理機なのに安価
- 使い方が簡単
- コンパクト
- 分別不要
- 処理した生ごみを砕くと植物の肥料になる
導入した結果、生ごみの臭いとともに量まで軽減され、キッチンを快適に利用できるようになりました!
生ごみの約80%以上は水分。
パリパリキューブライトを使用すると水分が抜け、生ごみは1/5の量に!
この記事ではパリパリキューブライトのメリットやデメリット、使用感をレビューします。
生ごみ処理機の購入を検討している人は参考にしてくださいね。
目次
パリパリキューブライトのスペック
パリパリキューブライトは島産業の製品で、型とカラーが選べます。
私が購入したものはPCL-31です。
パリパリ(PARISPARIS)というネーミングもあっておフランスなトリコロールを選びました。
型は2種類
パリパリキューブライトの型は2種類ありますが、型によって名前が少し違います。
- PCL-31…パリパリキューブライト(2016年発売)
- PCL-33…パリパリキューブライトアルファ(2018年発売)
違いは、スタート予約機能と節電モードがあるかないかです。
PCL-31にはスタート予約機能と節電モードはついていません。
商品価格は性能に関わらず同じで、電気代もそんなに変わらないので、スタート予約機能や節電モードが欲しいひとはPCL-33を選んでください。
カラーラインナップは4種類
カラーラインナップは以下の4種類です。
- トリコロール
- ブルーストライプ
- グリーンストライプ(パリパリキューブライトのみ)
- トリコローレ(パリパリキューブライトのみ)
グリーンが配色されたグリーンストライプやトリコローレはパリパリキューブライトのみの製造です。
価格と助成金利用について
生ごみ処理機は普通は5万円~10万円くらいしますが、パリパリキューブライトのメーカー希望小売価格は税抜き30,360円。
楽天市場では税込み18,248円~購入することができます。
なお、パリパリキューブライトは助成金の申請にも対応しています。
PCL-31の商品スペック・付属品
- 本体大きさ…直径21.5cm、高さ28.3cm
(縦型のオーブントースターくらい) - 重さ…2.1kg
- 電源コード1.6m
- 消費電力…150W
- 運転音…36デシベル
- 1度の生ごみ処理量…500~700g(1~3人分)
- 処理時間…500gの場合約6時間~700gの場合約9時間
- 電気代…500gの場合約18円~700gの場合約27円
(1kWh27円で計算)
最初は付属していますが、消耗品として次の2点は使用に応じて購入する必要があります。
- 水切りネット15枚入り
- 脱臭フィルター(PCL-31-AC33)
付属品の水切りネットは横型ですが、ポリエチレン製の市販の縦型の同サイズでも代用できます。
本体はモーター部分と生ごみ投入部分に分かれ、購入時生ごみ投入部分にバスケット、押えカバーと一緒に脱臭フィルターが同梱されています。
私の実家ではすでにパリパリキューブライトを導入済み!
脱臭フィルターは4~7か月間に1度の交換が望ましいですが、使用していると脱臭効果がなくなってきます。
脱臭フィルターは臭いが気になり始めたら交換をおすすめします。
- 取り扱い説明書
- PARISPARISガイド
- パリパリキューブライト専用マット
取り扱い説明書の裏には保証書がついています。
1年間の保証が付いているほか、助成金を申請する場合に必要なので大切に保管しましょう。
パリパリキューブライトのメリットとデメリット
パリパリキューブライトの詳細を紹介したところで、メリットとデメリットをピックアップしてみました。
- コンパクト
- 手入れが簡単
- 音が静か
- 臭いもれがない
- 分別不要
- 生ごみの量が減る
生ごみ処理機は大きくて移動できないイメージがありませんか?
パリパリキューブライトはその悩みを解消してくれます。
コンパクトで軽いので、持ち運ぶことが可能です。
我が家では子供が触るため持ち運びできるところに魅力を感じました。
パリパリキューブライトは処理容器やバスケット、押えカバーを軽く水洗いするだけで臭いが付着することもなく、音も静かなので夜間の利用も問題ありません。
分別不要に関しては公式サイトと取り扱い説明書に注意書きがあります。
一般的に人が食べられる食材が処理できます。
- ご飯、麺類
- 肉類・魚類
- 野菜くず・果物くず
万が一プラスチックなどが混ざってもOKとのこと。
発火・爆発の恐れがあるもの
- 石油類
- 火薬・薬品類
- アルコール類
- 粉体類(小麦粉など)
- マッチ・ライター
なお、次に挙げるものは乾燥効率が悪いので処理時の参考にしてください。
- お菓子や果物など糖分を多く含むもの
- カレーなどペースト状のもの
- 揚げ物など油分を多く含むもの、衣で包まれているもの
- そのままの野菜など大きなもの
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- 1度にたくさんの量は処理できない
- 乾燥するまでに時間がかかる
- 放熱するので狭いところには置けない
- セパレートなので持ち運ぶときは下から持ち上げないといけない
パリパリキューブライト自体1~3人分の生ごみを対象にした生ごみ処理機なので、大家族には不向きです。
確かに乾燥するまで時間がかかるのですが、寝る前にスタートボタンを押すと朝には終わっているので気にはなりません。
本体上部から湿気の多い排気が出るため、上部は解放空間、左右前後は各20cm以上の解放空間が必要です。
(使用中は本体が熱くなります)
キッチンにスライド棚があると動かすことなく利用できます^^
ない場合でも持ち運べるのでこの問題はすぐに解決可能!
持ち運ぶ場合は処理容器(画像の赤い部分)ごと持ち上げるのがちょっと不便かなと感じました。
メリットとデメリットを比較すると、メリットのほうが大きいです。
パリパリキューブライトをレビューします!
届いた日から毎夜稼働している我が家のパリパリキューブライト。
実際に使用した感想をレビューします。
使用前の準備と使い方
初めて使用するときは、脱臭フィルターと押えカバーを取り付けましょう。
これだけで準備はOKです。
脱臭フィルターはフィルターセット場所に入れるだけ、押えカバーは本体に形を合わせるとカチッと音がしてすぐに取り付けることができます。
取り付けたらいよいよ運転開始。
※念のため試運転をおすすめします
パリパリキューブライトの操作スイッチはたったの2つ。
電源を入れたらスタートボタンを押すだけ。
ボタンを押すことで標準(約500g)と多め(約700g)の切り替えが可能です。
生ごみ処理は自動で終わります。
(終了音はありません、気が付いたら終わっています)
バスケットは三角コーナーの代わりになる
バスケットは三角コーナーの代わりになります。
生ごみをポイポイ入れてOK、底がメッシュになっているので液体を入れてもOKです。
大きなものは小さく切ってから。
カレーなど乾燥効率が悪いものは、バスケットに入れたあとに上から水を流すことで乾燥しやすくなります。
熱風で乾燥しやすいように生ごみの中央部分をややへこませて、水分を切ってから処理容器にセットすることがコツです。
ここから先、生ごみの写真を数枚掲載しています。
果物くず
手始めに果物、リンゴの皮1個分とスイカの皮1/8個分を乾燥させてみました。
スイカの皮は重いので乾燥して重さや体積が軽くなると嬉しいですよね~期待!
乾燥効率を上げるために小さめに切って入れました。
バスケットを処理容器に入れて本体上部を乗せたら生ごみ処理スタート。
6時間で乾燥終了しました。
乾燥中は全く臭わず、乾燥後は香ばしい臭いが少しする程度でした。
スイカの果肉部分が若干しっとりしていましたが、見事に体積が減りました。
野菜くず
次は野菜くず。
ブロッコリーの茎1本分、人参の皮3本分、かぼちゃのわた1/4個分、レモンを絞った皮1/2個分を処理しました。
5時間で乾燥終了しました!
こちらも乾燥中の臭いは全くなく、乾燥後はかぼちゃの甘い匂いがするのみでした。
レモンは鼻を近づけないと臭わないレベルです。
投入できる生ごみの量はバスケットぎりぎりのラインまでですが、(入れる生ごみにもよりますが)バスケットの2/3くらいの量であれば5~6時間で生ごみ処理が終了します。
魚・肉類
写真を載せるのはどうかなと思ったので、控えますw
こちらも6時間で乾燥終了、処理中はパリパリキューブライトに近づくと若干香ばしいにおいがしました。
処理後も香ばしいがしましたがどちらかというとおいしそうなにおいで、生ごみ臭ではないことに感動!
生ごみ処理中に感じたこと
パリパリキューブライトは主に夕食の片づけが終わってからの使用です。
家族が寝たあと私はリビングでパソコンをしていますが、キッチンから聞こえる稼働中の音は大きくはありません。
(我が家はリビング、ダイニング、キッチンがつながっています)
据え置き型の食器乾燥機くらいの大きさなので、テレビがついていると全く気になりません。
パリパリキューブライトは稼働中に上部からゆっくり温風が出てくるので、近くに行くと熱く感じますが気にするほどでもありません。
使用後の生ごみ処理と本体お手入れ
無事乾燥した生ごみは、塊はややしっとりしている部分もありますが本当にパリパリに。
水切りネットの上から叩くとすぐに砕けました。
乾燥した生ごみはほとんど臭いがなくなり、新聞紙に包むと臭いは全くなくなりました。
1cm角に砕くとそのまま有機肥料として利用することができます。
①65cm幅の標準プランター(土約12L)に、約1cm角につぶした乾燥処理物を紙コップ8杯分入れる
②全体的によく混ぜ、少し湿らす程度に水をやり保管
※夏場は1~4週間、冬場は1~3ヶ月ねかす方が良い
③約2~3cm覆土した上に種をまき散水する引用 島産業 公式サイト
助成金を利用して購入した人は、条件に沿って処理した生ごみを利用してくださいね~!
使用後の本体のお手入れはバスケットと処理容器、押えカバーを水で軽く洗うだけ。
匂いの付着が気になる人は、中性洗剤をつけた柔らかいスポンジで洗ってください。
パリパリキューブライトを使用して変わったこと・まとめ
私はパリパリキューブライトを使う上でデメリットは特に感じていません。
電気代も毎日使用して月800円くらいです。
パリパリキューブライトを使用して変わったことは以下の2点。
- 生ごみの臭いがなくなった
- 生ごみの量が減った
毎日料理をする私にとって、生ごみの臭いや量が減ることは快適そのもの!
パリパリキューブライトを使うことで料理の困ったがなくなりストレスが軽減しました。
生ごみの臭いや量に困っている人にはぜひおすすめしたいです。
興味がある人はパリパリキューブライトをチェックしてみてくださいね!